ディズニー夏祭り「彩涼華舞」のミッキーとドナルドがシンメ

 

 

現在東京ディズニーランドで開催中の夏のイベント「ディズニー夏祭り」のメインショーである「彩涼華舞」にハマった夏でした。

 

もともとディズニーとジャニーズを同じ温度で追うタイプのオタクである私が、このショーのミッキーとドナルドに対して熱きコンビもといシンメの魂を感じてしまったのには理由がある。

 

①背中で語るダンスパート

 

ショーの中盤。ミッキーとドナルドが乗ったフロート(山車)はパートナーズ像付近で停止し、2人は息のあったダンスパフォーマンスを見せる。

 

和服をモチーフにした衣装をたなびかせて踊る様はもちろん単体でもカッコいい。しかしミッキーとドナルドが背中合わせでガシガシ踊りはじめると、ゲストからは黄色い歓声が上がるほどだ。

 

彼らに対してカッコいいという感情を抱いたことがない、なんて人も安心してほしい。惚れる。

 

ダンスパートの曲が始まった途端に、2人は視線を合わせて頷きあい、低音の響く音楽に合わせてターンやジャンプを決めまくる。

途中で向かい合ってポジションを交代し、それぞれにゲストを煽る姿はアイドルそのもの。

ダンスパートの終わりには2人でグータッチをしてお互いをたたえあったりする。アツイ。

 

背中合わせで立つだけでカッコいいと思わせる。このダンスパートは、お互いの男らしい魅力を増大させる30秒の奇跡なのだ。

 

 

②個性あふれるアドリブ

 

不動のスターであるミッキーと、不器用さが笑いを誘うドナルドのアドリブが面白い。先述のダンスパートのラストもそうなのだが、2人はショー中ずっと同じフロートの上にいるため、絡みが多い。

 

決まったダンスがない部分では、休みなく2人で遊んでいると言っても過言ではない。プルートを含めたトリオのコント(?)も今年の見所だ。

 

あるときはミッキーがドナルドをからかってみたり、ミッキーのダンスソロをドナルドが引き立てたり、水の演出に合わせて手をつないでジャンプしてみたり。何度見ても違う彼らが楽しめる。(これが私がディズニーのショーに通う理由だと言っても過言ではない。)

 

2人の仲良しアクションばかりではない。ミッキーは投げチューや撫で上げなどの圧倒的スターオーラ全開のファンサで攻める。一方ドナルドはホースで水をかけまくりながらワイルドな煽りを見せる。この個性の違いもシンメたる所以。

 

生のエンターテイメントショーの醍醐味であるアドリブ。二度と見られない刹那の幸福。アイドル好きなら…わかるだろ…?

 

 

 

 

 

 

去年までの「爽涼鼓舞」や「雅涼群舞」ではライバルとしてダンスバトルを繰り広げた2人が、今年は2人でのパフォーマンスを見せるというところにも胸が熱くなる。

 

このショーは8月いっぱいで終わってしまうので、シンメ厨には今すぐ東京ディズニーランドのパートナーズ像前から立ち見で「彩涼華舞」を見ていただきたい。

熱き“ミキドナ”のダンスに溺れよう。